今回はNICEHCK MixDNA のレビュー/紹介になります。NICEHCK Japan様からの提供です[PR]
同時期に発売された新発売のケーブル
NICEHCK SnowWings 2種類 (通常版/OFCプラグ)も購入しましたので、聴き比べもする予定です。良かったらご覧ください。
製品概要
製品名: NICEHCK MixDNA
価格 3999円 →2999円 只今(9/17)15%オフセール中
ブランド:NICEHCK
ケーブル導体:6N銀メッキ銅+6N無酸素銅OFCミックス
プラグ種類:3.5mm/4.4mm 選択可
コネクタ種類:0.78mm 2Pin、MMCX 選択可
外観
いつものジッパー付き袋に入って届きました。開けやすいですし便利です。
本体の見た目は、低価格ケーブルとは思えない凝ったデザインです。
ケーブル部分にはピンクゴールドとダークグレーの螺旋状の模様もあしらわれています。艶感もあり非常にオシャレです
コネクタ/スライダー/プラグ
今回は4.4mm 0.78 2pinです。
それぞれのパーツがMixDNA専用にデザインされているのが一眼で感じられます。統一感が素晴らしく製品に対する拘りが感じられる点です。
今回紹介する4つ GrayLuna / SnowWings /MixDNA
で1番細く、かなり取り回しが良いです。
視聴環境
※全てバランス接続
DAC&AMP Fiio K9 AKM
イヤホン/イヤピ
• TANCHJIM ORIGIN/ T-APB
• Bqeyz Cloud/ Spinfit W1
Nicehck MixDNA 試聴
TANCHJIM ORIGIN
まず最初に試したのは、TANCHIJIM ORIGIN。
元々はGrayLunaと合わせて艶感のあるボーカルと豊かな低域、しっとりした空間で好んで使用していましたが、変化が気になりリケーブルしてみました。
音の変化
このケーブルの傾向としてまず感じたのは、広い音場と押し出しの強い低域です。
この低域は、パワフルでより締まったアッタク感のある音が、かなり広いエリアで鳴らすイメージです。
ですが低域を広い範囲で鳴らすためか、
ORIGINに対しては少し相性が悪く、ORIGINの濃密な音の輪郭がが少しぼやけて、中低域の抜け感の悪さが目立ち、不自然な音に感じてまう印象でした。
中高域は非常にクリアで女性ボーカルも自然な音色と距離感を保ち良いアプローチに感じます。解像度は価格なりという印象です。
BQEYZ CLOUD
続いてはBqeyz Cloud。
先程では、低域が邪魔になってしまったことを踏まえて、音の重心が高く明るく、すっきりした音色のイヤホンとして選択。
音の変化
CLOUDの特徴である中高域を更に拡張し、更にパッシブラジエーターによるふんわりとした余韻を更に気持ちよく聴かせてくれるような良いとこどりの相性に感じました。
また、低域は軽めですが締まってタイトな音に変化するため音の迫力も増します。
明るい太陽の反射のようなキラキラ感は譲るものの、MixDNAの音場の広さと、低域それでいてクリアな中高音を上手く生かし、スケールが一段階広がる組み合わせです。これは素晴らしい✨
総評
低域がかなり目立つため、イヤホンは選ぶと思います。そのため、重心高めのイヤホンと合わせると、音場を広げてクリアな中高音を保ちながら、迫力を加えるようなナイスバランスに感じます。リーズナブルなので、見た目のカッコよさだけで選んでも良いがします笑
Nicehck SnowWings 2種類
続いてはアリエクのセールで買った、SnowWingsとSnowWings OFCプラグ版
こちらは概要は省略しますが、24K金メッキ+7N 銀メッキOCCと豪華仕様
をかなりの高コスパで実現した新製品。
まずはMixDNAと同じく、
Tanchjim Originと組み合わせでリケーブル。
Nicehck SnowWings 通常版
結構寒色寄り、高純度線材ならではの高解像度、さらさらとしたボーカルが美しいサウンドでした。音場は広くはないですが、見晴らしや粒立ちの良いサウンドです。音太めのうっとりした雰囲気を作り上げるGrayLunaとは違った方向性でこちらも相性よく感じます。
Nicehck SnowWings OFCプラグ版
通常版と比べてウォーム寄りですが、音数が減る印象はなく、プラスして中低音の広がりも感じられるサウンドでした。個人的には通常盤よりこちらが好み。
続いてBqeyz Cloud.
Nicehck SnowWings 通常
傾向としては付属ケーブルと似ていますが、ボーカルに厚みが増し、質も良くなる印象です。ですがCloudの特徴である、広い音場を飛び交い、音像が捉えられるような中高音や音の広がりは霞んでしまいます。
nicehck snowwings OFCプラグ
こちらも付属ケーブルと比較して音が若干近づきます。特にボーカル。
広がるの感じるサウンドに。それでいて解像度が落ちることはないです。付属ケーブルふんわり感は有りませんが、より輪郭をスッキリと鳴らします。
NICEHCK ケーブル 個人的マッチ度
ORIGIN x GrayLuna 9.5/10
x MixDNA 7/10
x SnowWings 8/10
x SnowWings OFCプラグ 8.5/10
CLOUD x 付属ケーブル 9.5/10
x MixDNA 9/10
x SnowWings 7/10
x SnowWings OFCプラグ 8.5/10
まとめ
と言う訳で、NICEHCKの 新ケーブル4種の紹介でした。
見た目から細部までこだわり尽くしたMixDNA、高純度かつ貴重な線材を低価格で実現したSnowWings、低価格ながらどれも高品質で素晴らしかったです。
3つとも線材も音の方向性も別々で、低価格でコスパも高いですし、全て購入をオススメしたいなという印象です笑
SnowWingsはもう少し探っていきます。皆さんも是非試してみてください。
読んで頂きありがとうございました。