こんにちは Mitir です。いつもブログにお越し頂きありがとうございます
今回は「Linsoul JP 」様より提供の 7HZの新作有線イヤホン『 7HZ x HBB ELUA 』のレビューになります。
同時期に発売され、前々回にレビューした 7HZの新作ゲーミングイヤホン「G1」とも価格帯が近いので、比較しながら紹介していきます。
製品概要
7HZとHBBのコラボレーションによる新作IEM。発売日は11月8日で、価格は4,612円です。
ドライバー構成 は 2DD (10mm LCPダイアフラムドライバー + 8mm LCP ダイナミックドライバー)
Eluaは、全く新しく開発された 10mmと8mmの液晶ポリマー(LCP)ダイアフラムドライバーの2つのダイナミックドライバーを統合しています。このアップグレードされたLCP素材は、引張強度を高め、応答性、低歪みのサウンドを提供します。N52ネオジム磁石を搭載したこれらの一致するドライバーは、シームレスな周波数の一貫性を保証し、スムーズで統一されたオーディオで一般的なハイブリッド構成を凌駕します。
パッケージ 本体・付属品
箱のサイズは手のひらに収まる大きさ。最近紹介した 7HZのもう一つの新作G1と、デザインのテイストは似ており、非常にシンプルな白基調のパッケージです。
付属品
・マニュアル
・イヤーピース 2種類 3セット
・0.78 2pin 3.5mmケーブル
そして箱を開けるとこの様な感じ。あくまで5000円以下なので、ケースなどは付属しておらず内容としてはシンプルですね。
本体
続いて本体を見て行きます。FP部分のみ金属プレートが採用され、左右共に ブランドロゴと ELUA の文字が彫刻されたデザインです。
シェル部分は透明クリアになっています。透明なことで、内側を確認するとドライバーがすけすけです。いかにも低音を鳴らすと言わんばかりに2つ並んだドライバーが期待感を膨らませます。
本体のビルドクオリティは価格なりと言ったところでしょうか。
そして最近紹介した 7HZ G1 と筐体の形状や大きさは似ていますが、全体が金属で出来たG1比べると軽いのは良いポイントです。
視聴環境
DAP : Astell & Kern KANN MAX ミッドゲイン
イヤーピース : 付属青イヤピ
ケーブル : NICEHCK SnowWings OFCプラグ 4.4mmバランス
2DDな事もあり、やや鳴らしにくい部類かと思います
装着感
そら豆型のシェルは耳にぴったりとフィットし、本体の薄さも万人に受け入れられる形状をしています。G1と比べて、装着時の冷たさを感じないのは、冬場には特にメリットになるでしょう。
本体が軽量なので、長時間使用しても疲れを感じることはありません。
音質について
HBBコラボという事で、タイトでアタック感のある低音が特徴的ではありますが、全体的には優しく耳当たりの良いサウンド。やや塊感を感じる音作りで、まとまりよくクリアな音を聞かせてくれる感じです。
低音は、迫力や圧を感じるタイプとは異なり、締まったタイトな音を鳴らします。
低音の中では主に重低音にフォーカスが当たっており、くっきりとかなり耳に近い所で鳴らしてくれます。深みはあまり感じられないものの、しっかりとしたフォーカスを持つ低音が主張しつつも、ボーカルや中域を濁さず邪魔することなく、すっきりとしたレスポンスの良い低音を実現していると感じます。
その結果、中高音はクリアできれいなサウンド、くっきりと近いボーカルも兼ね備え、聴きやすく耳当たりの良さを感じました。
高音はシャリシャリ感強めですが、音が少し遠めで優しく鳴らすので刺さることはありません。
同時期に発売された、同じく7HZの G1と比較すると、どちらもドンシャリ傾向ではありますが、G1の方が音の重厚感がありダイナミックなサウンドに感じます。分離が効いて解像度も高く、より音の迫力も感じます。
対して ELUAは、塊感を感じるまとまりの良いサウンドで、音の情報量は減りますが角を感じる事が少く、ボーカルはよりくっきりと聞こえます。
価格差はありますが、個人的には G1がオススメです。
音の傾向
解像度 |ーーーーlーー| [7.5]
分離 |ーーーlーーー| [7]
定位/ 音場 |ーーーーlーー| [7]
詳細、情報量 |ーーーーlーー| [8]
寒 ーー〇ーー 暖
狭い ーー〇ーー 広い
低音 ー〇ーーー 高音
繊細 ーーー〇ー 迫力
楽器ーーー〇ー ボーカル
個人的総合スコア 7.9
おススメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️
まとめ
今回は 7HZ Elua のレビュー/ 紹介を行っていきました。先述した通り、立て続けの 7HZさんの新作紹介になりましたがどちらも素晴らしい製品でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。