#34 PULA ANVIL114 レビュー [PR] 骨伝導ドライバー搭載 生き生きとした定位感
今回ご紹介するのは、PULAから発売された新作IEM「ANVIL114」です。
HiFiGo様に提供して頂きました。このような機会を頂き感謝致します。

PULAと言うと、聞きなじみのない方も多いと思いますが、代表製品である「PA02」は、海外でもコストパフォーマンスに優れていると高く評価されていたりと、非常に注目されているメーカーさんです。
そんなPULAの新製品「ANVIL114」は、ドライバー構成に骨伝導ドライバーを採用しました。今回はその音質と仕上がりの良さに注目してレビューしていきます。
製品概要

『ANVIL114』は10月29日PULAによって発売された新作有線イヤホンです。価格は31399円。セール時は3万円切っています
ドライバー構成 : 1DD+1BC+4BA
ANVIL114の数字部分はドライバー構成を表していますね。
詳細としては、10mmダイアフラムダイナミックドライバー、11mm骨伝導ドライバー1台、4つのバランスアーマチュアドライバーを備えた、6ドライバートライブリッド構成です。
詳細なドライバーは確認できませんでしたが、前作であるPA02は1DD+4BAなので、構成的には骨伝導が増えています。

豊かな低音を生成するddユニット、周波数帯域全体の並外れたイメージングと微妙な詳細検索のためのBCDドライバー、クリーンで鮮明なミッドレンジのためのデュアルカスタムBAドライバー、正確で正確な高音応答のためのデュアルカスタムBAドライバーを備えた正確なクロスオーバーで一緒に配置されています。
開封 本体・付属品について

パッケージデザインは非常に美しく、魅力的です。エレガントなグレーのエスニック模様の上部に、筆記体でメーカー名「Pula」が金文字で書かれています

開けて1枚の半透明な紙を取ると、遂に本体が登場します。包装がDaVinciと似てるような気がします笑 この後紹介する、ランダムなウッドのFPも似てるような?
付属品

付属品は価格帯ではかなり優れていると思います。ケース、ケーブル、イヤーピース全てが高品質です。一つ一つ紹介して行きます。
・ケーブル
・収納ケース
・イヤホン本体
・イヤーピース4種類

ケーブルには単品約6000円程で販売されている、オリジナル銀メッキの 4 芯高純度単結晶銅ケーブルと交換可能なコネクタ (2.5mm + 3.5mm + 4.4mm)が標準で付属しています。
⬇️付属ケーブル単品販売ページ
https://s.click.aliexpress.com/e/_olrxdPf

ケースもフラッグシップに付属するような、質感良い物が付属します。
皮っぽい印刷ではありますが、触り心地はとてもよく、内側もジュエリーケースのようなベルベット加工が施されています。


イヤーピースも4種類が付属する豪華仕様です。A30Kでここまで充実した付属品は素晴らしいです。
本体
続いては本体です。

FP部分はウッドのCNC精密機械加工。昔の絵画のような雰囲気もあって個人的にはとても好みです。

質感や色は、ランダムでそれぞれキャラクターが異なっています。1点ものなので、所有欲が満たされるポイントですね。

Pula Anvil114 は右→
筐体はかなり厚く大きいです。またノズルもかなり長めです。装着感の部分でも説明しますが、かなり密着するので骨伝導の恩恵を受けやすい形にしているのではとも考えられます。
視聴環境
DAP: Astell&Kern KANN MAX ローゲイン
ケーブル: 付属ケーブル 4.4mm バランス接続
イヤーピース: DIVINUS VELVET 通常 MSサイズ
音は比較的鳴らしやすいと思います。公式にも説明されてました。

装着感
先述しましたが、かなりステムが長いため、耳の奥まで突っ込んで完全に密着させるタイプです。これにより骨伝導の恩恵を最大限引き出していると考えられます。
よって僕は問題ありませんでしたが、装着感は人を選ぶ可能性を感じます。少し注意です。
また実際に装着して少し叩くと、骨伝導ドライバー特有のバインとした共振が感じることができます。
音質について

一言で表すと、独特な空間と音像定位がハマるイヤホンでした。
まず音の傾向としては、リスニング寄りで肉厚なサウンド。中低域はまろやかに、 全体的な音色はやや暗めで、高域は少し寒色よりでやや塊感があります。
そしてこのイヤホンの一番の特徴は、独特な定位と音に包まれる感覚で、音に包まれる様な没入感を演出しています。一音一音が生きているような有機的な動きがあります。
音場が特別広いわけでは無いのですが、定位がくっきりとした濃厚な空間が広がっていて、視覚化できると思わせる程にくっきりと飛び交う音像と、筐体が震える残響感のある音には音場の拡張が感じられます。
音のレンジと解像度は価格なりですが、特別な空間定位を体感出来る新しいイヤホンです。
ボーカルは、 この生き生きとした飛び交う音の奥からふわっと、それでいてくっきりと鳴らします。ボーカルを近くで詳細に聞かせてくれるタイプでは無いですが、とても自然な音色で豊かなボーカルは魅了されます。
音に厚みがあるため、男性ボーカルに適していると思われます。一方で、女性ボーカルにはもう少し透明感や風通しの良さが求められ、それが声を引き立てると思います。
また一つ感じたのが、 レンジが狭いわけでは有りませんが重低音が少ないため、ダイナミックではありますが、縦ノリが出来るサウンドを求めると少し違うかなと感じます。
生き生きとした音や雰囲気に取り込まれる体験が出来るイヤホンだと思いました。
音の傾向
解像度 |ーーーーーlー| [8.5]
分離 |ーーーーーー⭐︎| [9]
定位/ 音場 |ーーーーーー⭐︎| [10]
詳細、情報量 |ーーーー|ーー| [8.5]
寒 ーー〇ーー 暖
狭い ーーー〇ー広い
低音 ーー〇ーー 高音
繊細 ーーー〇ー 迫力
楽器ー〇ーーー ボーカル
個人的総合スコア 9.3
オススメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️(4/5)
↓IEM Ranking List
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-6VnN5zpYfJpT9NQsLNIpYeUL5ksr-KHHdguDRTiEm4/edit
まとめ
今回はPULAの新作『ANVIL114』のレビューをして行きましたがどうでしたでしょうか?
個人的には、PULAの新たな傑作イヤホンが誕生したのではないかと思います。新しい体験、独特な定位感のキーワードに引っ掛かる方はおすすめです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
