こんにちは。
今回は Linsoul JP様より提供を頂き、注目の最新作『ZiiGaat Luna 』の紹介/レビューになります。
DD+BAハイブリッドを中心にしていた ZiiGaat ですが、ここに来て遂にブランド初のフルBA採用機種が登場しました。
そんな最新作について是非最後までご覧下さい!
製品概要
ZiiGaat Luna
価格 : 379ドル
発売日 : 2025年6月22日
ドライバー構成 : 6BA (低域 2 中域 2 高域 2 3Way)
Sonion 39AY008 × 2 + Knowles 32873 × 2 + Knowles 33518 × 2
ZiiGaatブランド初のオールBA採用機種です。
ZiiGaat Lunaは、スタジオエンジニアやステージパフォーマー向けに設計されており、プロの環境で正確さと精度を提供します。
Lunaの両側には、忠実なオーディオ再生のために6つの高品質のバランスアーマチュア(BA)ドライバーが収容されています。デュアル Sonion 39AY008 は強力なサブベースを処理し、Knowles 32873ドライバーは、自然な凝集力でミッドレンジをカバーします。デュアル Knowles 33518ツイーターは、詳細な高音を提供します。
パッケージ・本体/付属品

パッケージデザインに変更が施され、統一感のあるデザインになっています。文字列などはKiwi Earsとも似ています。
また付属品に改良が加えられた為か、サイズが一回り大きくなっています。
本体

非常に美しいです。鮮やかな緑を基調に、地球のような海と自然を感じるデザインです。
実は初期のデザインは青と赤×シルバーのラメだけで、ESTRELLAとAreteが融合したようなシンプルな雰囲気でしたが、製品版では緑が加わることでFPがさらに洗練されました。

筐体は他機種と同様、汎用シェルが採用されています。
ただメッシュフィルターにやや違いが見られ、ESTRELLA等以前の機種はやや盛り上がっているのに対して、Lunaは平行なフィルターとなっています。基本的な厚みや形状は同じです。
付属品
今までのZiiGaat製品はハイコスパな音質と引き換えに、付属品は価格に対して若干チープさがあったと思いますが、今回「Luna」ではかなり進化しています。


おそらくケーブル自体は変わっていませんが、4.4mm プラグ交換可能なマルチプラグケーブルに新しく変化。
イヤーピースは、独自の新しい液体シリコンイヤーピースと半透明のもの、更にフォームイヤーピースの3種類が標準で付属しています。

そして個人的に気に入ってるのがこちらのケース。単品で商品化されている様な、クオリティの高いケースが付属します。
内側はふわふわな素材が使用され、本体の傷を防ぎながら普段使いし易いと思います。
装着感

やや大きめの樹脂筐体で、密閉度が強めの収まりが良いタイプです。長時間の使用も特に問題ありません。
本体形状は今までのZiiGaat ラインナップで変更がない為、一度でも試して違和感なかった方は安心して購入できると思います。
音質について
試聴環境
再生機器 : Astell&Kern KANN MAX ミドルゲイン
ケーブル : 付属ケーブル バランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース 液体シリコン
音の傾向

輪郭がキリッとしたソリッド感・キレのある、高解像度なスッキリBAサウンドに、厚みや迫力の ZiiGaat らしさが加わった様な面白いバランスで、W字寄りのドンシャリ傾向です。
低域 |ー↑ーー|ー↑ーー↑| 高域
寒色 |ーーlー|ーーー| 暖色
狭い |ーーー|ーーlー| 広い
繊細 |ーーー|ーーー| 迫力
乾 |ーーlー|ーーー| 湿
詳細な特徴

ブランド初のフルBA機としてスッキリとバランス良く仕上げられながら、繊細かつソリッドでキレのある高音と、沈み込みやアタック感のある低音が織りなすコントラストにZiiGaatらしさが感じられるサウンドです。
低音は中高音に比べてやや柔らかい質感になっていることで、フルBAながらしっかりと量感やタイトさ・弾力を味わう事が出来ます。
ESTRELLAなどのDD搭載機種ほどの圧倒的な迫力や量感には及びませんが、スッキリとした沈み込みが感じられ、サブベースまでしっかり鳴らします。BAとしては非常に優れた低音です。
そして「LUNA」の特に素晴らしい点が2つ。空間の広さと空気感の自然さと、ボーカルの透明感です。
一聴だと特徴的なBAサウンドと思いきや、音空間の広さと自然さは素晴らしく、 全体的な音色のバランスも上手く融合しています。
音場の位置関係はとても自然で、解像感と見通しの良さにBAのサウンドが上手く溶け込んでいます。
そして中音域も全く疎かにせず、透明感のある高解像度なサウンドをメリハリ良く前に届けてくれるのも素晴らしい点です。
特にボーカルは、くっきりと解像度高く鮮やかに描写されます。空間が広く空気感が自然なので不自然な近さを感じず、透明感のある声を味わえます。
高音には艶があり、伸びやかで音の抜けも美しいです。さらに、自然な立体感のおかげでコーラスや重なった声も美しく響きます。
ただ一つ注意点もあり、高音の強さからシンバル・ハイハット・電子音などややキツめに刺さって聴こえる場合があります。
ファーストインプレッションよりは和らぎましたが、以前曲選ぶ点は少し注意が必要だと思います。
高音 |ーーーーーlー| [9.4]
中音 |ーーーーーlー| [9.3]
低音 |ーーーーーlー| [9.1]
解像度 |ーーーーーー⭐︎| [9.4]
定位 |ーーーーーー⭐︎| [9.4]
分離 |ーーーーーlー| [9.3]
詳細 情報量 |ーーーーーlー| [9.3]
個人的総合スコア 9.4
オススメ度 ★★★★⭐︎ 4.5/5
まとめ

以上私の感想ですが、全体的に見ても完成度は高く、かなり満足できる製品だと感じました。ZiiGaat のフルBAに少しでも興味ある方は、是非試して頂きたいです。オススメ!
最後までご覧頂きありがとうございました。
次回は、AI機能による革新的なワイヤレスイヤホンviaim様より「RecDot」を予定していますのでお楽しみに。
