#79 SeeAudio YUME IV レビュー 全てのボーカル愛好家のために [PR]
こんにちは。
今回は『SeeAudio YUME IV』の紹介/レビューになります。美しい色違いの筐体と、心ゆくまで堪能できる2BAサウンドが特徴的です。
上位モデル「Strawberry π」チューニング哲学も投入された渾身の1作、SeeAudioの魅力が詰まった製品ですので是非最後までご覧下さいませ。
AliExpress JP様より提供品となります。
製品概要
SeeAudio YUMEIV

発売日 : 2024年12月15日
価格 : 199ドル
https://s.click.aliexpress.com/e/_oDA3HnP
SeeAudioが展開するライナップの一つ、YUMEシリーズの最新作。2021年に登場した初代YUMEからスタートし、Yume II・Yume Ultra に続く4世代目として誕生したのが今回紹介する「Yume4」
たドライバー構成には変更が加わり、従来のYumeシリーズで採用された 1DD+2BA構成から、本作では2BA構成が採用され、ハイブリッド構成からフルBA機となっていますね。今作を試行する段階で、2BAが最適な構成として採用された様です。

また、YumeIVのチューニングには、SeeAudioのシグネチャーである洗練されたサウンドプロファイルに基づき、上位モデルである「Strawberry π」のチューニング哲学も注入されているとの事。
以前Strawberry π も視聴しましたが、ボーカル好きのための高級機として完成度が素晴らしく高かった製品でした。そんな上位モデルの哲学も惜しみなく投入された「Yumeシリーズ 第4作目」をじっくりと見ていきましょう。
パッケージ / 本体・付属品

パッケージデザインは非常に素晴らしいです。革の様な質感の良い化粧箱が、窓枠・額縁を模しています。


そして内側には、SeeAudioのモチーフキャラクター「Rinko」が映る3Dデザインになっており非常に秀逸です。
更にボードが2枚封入されている素敵な開封体験で、興奮を引き立てるでしょう。


本体

ピンクとシアンのオーロラをイメージした美しいレジン製の筐体となっています。飴玉の様な丸みある可愛い形に、左右で異なる半透明な色合いにはカスタムIEMの様な特別感が得られます。ビルドクオリティも素晴らしいの一言です。

シェルの内側はなだらかな凹凸のある形状で、ステムのみ金属になっています。透明度の高い筐体からは、2BA・ネットワーク回路の SeeAudioの作りの精巧さが確認できます。
付属品

・本体
・6N OFC銀メッキ 3.5mmケーブル (2Pin 0.78)
・キャラクターパネル
・イラストボード
・イヤーピース 3サイズ
・ケース
・マニュアル
SeeAudioならではの特典の多さに加えて、ケーブルやイヤーピースの品質も素晴らしいです。付属品のみで完成されたサウンドを楽しむ事が出来ます。
装着感

カスタムIEMの様なフィット感の良さと絶妙なサイズ感で、装着感は素晴らしいです。ただ、遮音性・密閉性は高いものの、耳につけた際にやや圧力がかかるのが注意点です。
片側6.1gと軽量で長時間の使用も全く問題ありません。
音質について
再生機器 : Astell&Kern KANN MAX ミドルゲイン
ケーブル : 付属ケーブル バランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース 液体シリコン
音の傾向

SeeAudio のチューニング技術だからこそ実現可能な2BAの女性ボーカルホンです。音場狭めの中高音に寄ったカマボコ傾向で、優しく繊細で厚みのある歌声を中心に、温かみのある柔らかさと綺麗な音色を両立するチューニング技術は圧巻。
真空管の旨みをSeeAudioらしく現代版にアレンジした様な、柔らかい演出と響きに対して音色はあくまで偏らないバランスで、 情景が思い浮かぶとろけるような中音・ボーカル表現を描いてくれます。演奏も優しい分離感と立体感がありながら、温かみのある優しい響きと中音にはディレイ的な輪郭の厚みが加わっています。
低域 |ーーー|↑ー↑ーー| 高域
寒色 |ーーー|ーlーー| 暖色
狭い |ーー❘ー|ーーー| 広い
繊細 |ーlーー|ーーー| 迫力
乾 |ーーー|ーーlー| 湿

YUMEIV の凸傾向2BAサウンドは、基本性能・特に解像度面では最近のハイブリッドIEMや平面駆動IEMなどと比較すると見劣りして低解像度に感じてしまうと思います。
ただこのIEMにしかないボーカルの魅力や全体のまとまりを味わう為の工夫が凝られており、その趣味嗜好と楽曲がマッチした時には何倍にも美しい音楽をきかせてくれます。温かみある柔らかい音に楽器の分離と立体感は残しながら、音の抜けよく声が浮かび上がるようなバランス、そんなイヤホンです。各音色についても分解していきます。
中音フォーカスとは言ったものの、その延長線上の中高音の広い範囲まで厚みのあるパワフルかつ繊細な音で聞かせてくれます。上に行くに連れてやや寒色に感じており、特に女性ボーカルの歌物では伸び良く、良さを凝縮された浮かび上がるような声を聞かせてくれます。心の底から噛み締めるような柔らかい響きと耳元に近い歌声が最大の魅力です。
低音に関しては基本的に控えめで、ボーカルを引き立たせる最低限の量感と言った印象です。そして重低音の深さやアタックに関しても期待するようなチューニングではありません。ただ弾むような質感もあり全体的な不足感はありません。
高音は刺激感少なく優しい寒色傾向のサウンドです。スピード感のある楽曲では音がこもって埋もれてしまう印象も少しあるため、YUME IVに合った楽曲を合わせてあげる必要があります。
POPSの中でも落ち着いた傾向の楽曲と相性が良く、音数の多い楽曲や邦ロック系統は少し苦手だと思います。
ただ、ボーカルフォーカスに絞っているからこそ実現できている情景が思い浮かぶ様な温かみのある中音・ボーカル表現を聴きたい方、特徴を濃くしながらも音の抜けや音色の偏りは極小にした SeeAudioの2BAチューニングを聴いてみたい方は是非おすすめです。うっとりする様なサウンドを味わうことができますよ!
個人的総合スコア 8.9
オススメ度 ★★★★⭐︎ 4.5/5
まとめ

チューニングのみならず、精巧な筐体や・レジン充填の正確さを含めて、他のメーカーでは難しいSeeAudioならではの2BAサウンドだと思います。
こういう製品だから応援したいと思える、ある意味一種の作品のような雰囲気すら感じさせる「個性と魅力の詰まったイヤホン」と感じました。
セール情報
現在 SeeAudio YUME IV がお得に購入できる、AliExpressセール中です。気になった方は是非購入をご検討下さいませ。
価格⇨約2万円 アリエククーポン : IFPKOLNE
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#78 ZiiGaat Crescent レビュー [PR] 温かみと響きの豊かな空気感に浸れるオールラウンダーサウンド☆5
こんにちは。
今回は Linsoul JP様より提供を頂き、注目の最新作『 ZiiGaat Crescent 』の紹介/レビューになります。
名作揃いのZiiGaat製品の中でも、個人的にトップクラスで好印象を受けました。是非最後までご覧ください。
製品概要
ZiiGaat Crescent
発売日 : 2025年7月
価格 : 279ドル (現在Amazonにてセール価格
ドライバー構成 : 2DD+2BA (低域 2 中域 1 高域 1 3Way)
10mm PET DD・10mm LCP DD+ Knowles30262-163 × 1 + Knowles 33518 × 1
低音〜低中音には、DD 10mm PETダイアフラムドライバー・10mm LCPダイアフラムの2DDを搭載しています。2つのDDを互いに向かい合わせに配置する「アイソバリック構成」を採用し、強力な低音を生み出すこの構成は、ZiiGaatサウンドに欠かせない部分でしょう。
中音には Knowles「30262-163」BAドライバーが一基、高音用ツイーターには音楽の微細なディテールを引き出すために、Knowles 「33518」を備えた 2DD+2BA構成となっています。
個性的なDD+BAハイブリッドが特徴のZiiGaatでしたが、前作『Luna』では新たな試み・初のフルBA機として高い評価を得ました。
今回紹介する『Cresent』は ZiiGaat の真骨頂DD+BAハイブリッドに回帰しましたが、今までのZiiGaatサウンドとは全く異なるサウンドに仕上がっています。
パッケージ / 本体・付属品
本体

『Crenscent』が意味する三日月の様に幻想的なFPデザインに仕上げられています。今までのZiiGaatラインナップでも特に美しいです。

精密に手作りされた3Dプリントされた樹脂シェルは、快適さと耐久性のために輸入医療グレードの樹脂を使用しています。筐体をブランドで統一する事で、高品質さとコストパフォーマンスを両立しています。
ケーブル

ケーブルは2PIN 0.78mmコネクタケーブルが標準装備されています。導体は超純グレードの銀メッキ無酸素銅。
そこそこ細めで軽量ですが、癖がつきやすいので取り回しは悪くは無いですが良くはないかも。
付属品

・本体
・イヤーピース 3種類 (シリコン・透明シリコン・フォーム)
・マルチプラグケーブル
・高品質ケース
・説明書・マニュアル

前作『LUNA』より 3.5/4.4mmプラグ交換可能なマルチプラグが採用され、カスタマイズの幅が増えました。
イヤーピースは、独自の新しい液体シリコンイヤーピースと半透明のもの、更にフォームイヤーピースの3種類が標準で付属しています。
付属品の質が大きく強化されたことで、以前あった玄人向けのイメージを払拭しています。
装着感
やや大きめの樹脂筐体で、密閉度が強めの収まりが良いタイプです。長時間の使用も特に問題ありません。
本体形状は今までのZiiGaat ラインナップで変更がない為、一度でも試して違和感なかった方は安心して購入できると思います。
音質について
試聴環境
再生機器 : Cayin N7 ローゲイン
ケーブル : 付属ケーブル 4.4mmバランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース 液体シリコン

音の傾向
低域 |↑ーーー↑ー↑ーー| 高域
寒色 |ーーーーーlー| 暖色
狭い |ーーーーーlー| 広い
繊細 |ーーーーーlー| 迫力
ドライ |ーーlーーーー| ウェット

音の旨みをグッと重点的に持ち出して聴かせてくれる、暖色傾向のW字サウンドです。
ZiiGaatでもオールドな音楽やレトロな録音に合うような、音が広がって満ちてゆく空気感や豊かな演出が圧倒的に得意なイヤホンです。そしてZiiGaatらしい迫力とキレも共存しています。
空気感と温かみのある音の輪郭と豊かな余韻・倍音表現が Crenscentの特徴だと感じます。
とは言え音数が多い最近の楽曲に合わない訳ではなく、 グッとリバーブさせるかのような厚みのあるキレの良い低音・柔らかく自然な質感で浮き上がるようなボーカル・自然な分離を生み出すドライで厚みのある高音。これらが融合する事で、ノスタルジックなリスニングサウンドを楽しむことができます。立体的な空間表現も上手く、低音の量感に対して、無音の背景も出てきますし中高音は非常に澄みやかです。
ボーカルは非常に描写力が高く、楽器に混ざる事なく少し浮かび上がるような丁寧なボーカルラインを描きます。音色も鮮やかかつ立体的な演奏と共に、ボーカルホンとしてもかなり適性が高いと思います。中音の表現力は今まで聴いた ZiiGaat製品の中でも圧倒的です。なんなら価格帯最強だと思いますよ。
低音も素晴らしいです。厚みのある芳醇な低音が輪郭が広がるように聴こえてきます。十分なアタックと量感に深く沈み込む重厚な響きのグルーヴ感があるサブベースは、低音重視の方も満足させると思います。
メタチューニングでここまでの個性を引き出したCrescent は文句の付けようがないとおもいます。温かみのある豊かな響きや音の広がりに、エアリーさを両立したバランスの良いオールラウンダーでもある、 雰囲気良くリスニングしたい時に大活躍してくれるイヤホンです。
個人的総合スコア 9.5
オススメ度 ★★★★★ 5/5
まとめ

今回は ZiiGaat Crescent のレビュー・紹介を行っていきました。
リスニング用のイヤホンとして個人的にもおすすめしたい製品でした。
ノスタルジックな雰囲気を味わいたい時、音楽の旨みを堪能したい時には特別なサウンドを提供してくれます。
気になった方は是非ご検討下さいませ。
SOUNDPEATS Air5 Pro 機能性をしっかり網羅したハイコスパでオールラウンダーTWS 【PR】
こんにちは。
今回は SOUNDPEATS 様より提供を頂き、『Air5 Pro』の紹介/レビューになります。
1万円以下で購入可能なコスパに優れたカナル型TWSイヤホンをお探しの方には最適な、機能性・サウンド・装着感と充実した製品となっています。
是非最後までご覧下さいませ

■SOUNDPEATSについて
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は15年以上の経験と高品質のイヤホンを「もっと気軽に、多様に使って欲しい」という理念を元に、コストパフォーマンスの高いイヤホンを販売。
世界30の国・地域に累計3,000万台の販売実績があります。
スローガン:Hear The Difference(旧:Hearyour imagination)
公式サイト:https://jp.soundpeats.com/
■製品概要
SOUNDPEATS Air5 Pro カナル型ワイヤレスイヤホン
その名の通り超軽量で快適な使用感と、高機能性・高音質を実現した Airシリーズの完成系。
発売日 : 2025年3月21日
通常価格 : 9,980円 (セール時だと7000円台)
音の核となるドライバーには 、PEEK+PUの振動板を採用した10mm径のダイナミックドライバーを使用し、 「パワフル&ダイナミックサウンド」を実現しています。

■豊富で優れた機能性

▫️ブランド史上最高 最大55dB低減 ANC
▫️主要コーデックを全網羅(SBCIAAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless)
▫️7.5時間連続再生 (ケース込み 35時間)
▫️マルチポイント接続&急速充電対応
▫️ 片側4.8g 超軽量・快適な装着感
最大55dB低減の適応型ANC

SOUNDPEATS史上最高のノイズキャンセリング性能を誇る、最大-55dBのAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング機能により、周囲の騒音を強力に低減します。
後述しますが、アプリによって細かなシーンに合わせた制御も可能です。
主要コーデックに全対応(SBCIAAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX
Lossless)

Qualcomm製の最新世代チップ「QCC3091」を採用し、ハイレゾ音源対応のLDACと、CD音質を超えるaptX Adaptive Losslessに対応。
1万円以下で主要コーデックを殆ど網羅する高機能性っぷりです。
Airシリーズスペック比較はこちら

パッケージ 本体・付属品

白を基調としたシンプルなパッケージになっています。『ホワイト』を選択した場合は、基本色が逆転するようです。

充電ケースは黒のマット仕上げで、軽量なプラスチック素材が使われています。他と比べても小型で、片手に収まるコンパクトなサイズ感が特徴で、携帯性に優れています。
インジケーターの点灯色でバッテリー残量を確認できます(緑/黄/赤)。底面にはペアリングボタンとType-C充電端子が備わっています。

全面が斜めに大きく開くタイプです。
イヤホンを取り出しやすい形状ですが、片手で開けにくいのが少し不便に感じますね。

本体はカナル型、超軽量かつ高級感を感じられます。ビルドクオリティが高く、差し色のブラウンゴールドの質感も良いです。
ノズルとイヤーピースは楕円形になっています。
さて、1週間程日常生活で使用した後良い所悪い所を感想にまとめます。
実際の使用感 [機能面]
機能面の満足度は非常に高く優れています。1万円以下でAir5 Proを超えるものはほとんどないと思います。
○1万円以下最強クラスのノイズキャンセリング

全体的に優秀ですが中低音の抑制がかなり強く、驚く程にシャットダウンされます。電車での通勤や、外作業の騒音にはめっぽう強くて快適です。
一方、中高音や人の会話に対しての遮音性は少し弱い印象で、比較的音を通してしまいます。

専用アプリをインストールする事で、状況に応じたANC強度の制御が可能です。切り替え時にノイキャンが途切れてしまい、シームレス切り替えではない点は少し注意が必要です。
△外音取り込み品質はそこそこ
日常生活で快適に使える外音取り込みの品質は十分だと感じます。自分の声がやや不自然に聞こえるものの、1万円以下でこれだけ使えればかなり満足です。
気になる点としては、音がやや高めで、男性の声の解像度が低く、聞き取りづらい場面があることでしょうか。

モード変更によって、声をよりくっきりと自然に聴くことができます。ただホワイトノイズが増えてしまうため、普段は標準モードの使用がおすすめです。
○様々なEQ設定が可能
4種類のプリセットEQに加えて、10バンドのカスタムEQ設定が可能です。
プリセットはデフォルト・低音の強弱・高音の強調の4種類が搭載されています。

10バンドでカスタマイズ性も高く、自分好みのEQ設定が出来る点は便利だと思います。

他にも、聴覚診断で測定された「アダプティブEQ」を設定することも可能です。
以下は私の診断結果に基づくEQ設定の例ですが、あまり効果的には感じませんでした。プリセットやカスタムEQの使用をおすすめします。

○長時間バッテリーと急速充電

イヤホン単体で7.5時間、充電ケースを併用すると合計37時間も使えるのは魅力的なポイントでした。また、10分間の充電で2時間使用できる急速充電機能も便利で使いやすかったです。
ただし、個人的にはワイヤレス充電に対応していない点が少し残念に感じました。
音質について
ワイヤレスイヤホンの魅力的な機能性についてはすでにお伝えできたかと思いますので、次に実際の音質について触れていきます。
正統派の弱ドンシャリで、1万円台のTWSとしては解像度や基本的なクオリティが高く、透明感のある音だと感じました。
ただ、デフォルトEQでは音像がやや遠く感じられる点が気になりました。音場や空間の広さはあるものの、迫力やリスニングの楽しさが少し物足りない印象です。
また、ワイヤレスの特性上、音の芯や厚みがやや弱い傾向になってしまうため、もう少し強めに強調されたチューニングが個人的には好みです。たとえば、ボーカルフォーカスや低音強調など。
そのため、カスタマイズEQで少し調整を加えると良いかと思います。基礎的な音のクオリティが高いので、EQ設定次第でより高品質なリスニング体験が可能だと感じました。
最後に、私のカスタムEQ設定を共有します。
↓「ずっと真夜中でいいのに。」向け。ボーカルを近く感じられるような調整にしてみました。

まとめ

今回は、SOUNDPEATSより『Air5 Pro』の紹介を行いました。
ブログ内でのワイヤレスイヤホンのPR依頼は初めてだったものの、高機能・ハイコスパ・音質の3拍子が揃って、魅力の詰まったイヤホンで個人的にも非常に紹介しやすかったです(笑)
余談ですが、オーディオ的な観点だと、同価格帯で愛用してるTWS、重低音が特徴的な「ag Bass2」と言う製品の方が、より立体的で厚みのあるリスニング適正の高さを感じますかねー。
ただ、より機能性やユーティリティー性が求められるワイヤレスイヤホンとしてのコスパはかなり抜群で、1万円以内だと相当コスパ高いと思いました。シンプルな音質もかなり強いですし。
気になった方は是非ご検討下さいませ。
ROSESELSA QUIETSEA II レビュー [PR] 優しさと味わい深いリスニング体験
こんにちは。
今回は、ROSESELSA (ローズエルサ)様より提供を頂き、昨日発売したばかりの最新作『Quiet Sea II』の紹介/レビューになります。

製品概要

Roseselsa 『QuietSea II』
初代QuietSea のORBITA構造をベースに、音質と構造の両面で進化を遂げた最新IEMです
発売日:2025年7月21日
価格:$69.99
⬇️AliExpress カラー (シルバー/ブルー)
https://s.click.aliexpress.com/e/_oF7M8oo

ドライバー構成 : 10mm DD デュアルマグネット&デュアルキャビティ構造ドライバー (多層PEEK+炭銅ドーム振動板)
パッケージ 本体/付属品

パッケージは美少女イラストが描かれています。少女の名前はRoseの愛称でもある『Rosie』だそうで、靡く薔薇とドレスがとても可愛いですね。

そして豪華な付属品に加えて、沢山のキャラクターグッズが付属します。なんと、ステッカーやアクリルスタンドもパッケージの一部です。
本体

魅力的な美少女パケと豪華な付属品に気を取られてしまいますが、本体がかなり本格的です。
アルミ合金の筐体とスケルトン(PC中空構造)でドライバーが透けて見える仕様になっていますね。

特にメタリックブルーの多角形の筐体デザインはかなり秀逸で綺麗で、内側部分は Project Ace を彷彿とさせます。
また初代 MMCXコネクタから、新しく 2Pin (0.78mm)コネクタを採用。ビルドクオリティも十分高いです。
付属品

・イヤーピース 2種
・マルチプラグ対応 2Pin 0.78mm ケーブル
・アクリルスタンド
・ステッカー
・マニュアル
U10Kの価格帯では付属の品質が高いと思います。
おまけの豪華グッズに加えて、マルチプラグ対応で作りの良いケーブルや、単体販売されているイヤーピースが付属で入っています。
ケーブルは非常に質の良い物が付属します。コネクタは2Pin 0.78mmを採用し、プラグ部分はは 3.5/4.4mmの交換が可能です。

イヤーピース2種の一つは、Roseselsa の定番「soundcocoon」の新型 楕円形バージョンが付属しています。

本体のノズルは通常の円形になっています。
装着感

装着感は非常に良いです。イヤホン本体は軽量ですし、耳への収まりも良くスムーズな装着感です。長時間の使用も全く問題ありません。
ただ注意点として、ケーブルのタッチノイズがデカいので、動いた時・歩いてる時は結構気になると思います。取り回しは良好です。
音質について
試聴環境

DAC : SHANLING EH2 ローゲイン
ケーブル : 付属ケーブル バランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース 液体シリコン
音の傾向

全体的に優しく厚みのある音作りと余韻や立体感が特徴的な、弱ドンシャリサウンドです。耳元に近いボーカルも味わう事ができます。
低域 |ー↑ーー|ーーー| 高域
寒色 |ーーー|ーlーー| 暖色
狭い |ーーー|ーーー| 広い
繊細 |ーーー|ーlーー| 迫力
乾 |ーーー|ーーー| 湿
詳細な特徴
特に中高域は刺激感が少なく、優しく豊かさがあり癖のないクリーンな音です。高音の音数は少なめですが、ボーカルは耳元にかなり近くてくっきりと聴くことができます。
低音はじんわりと響き、量感が多く厚みがあります。キレのあるドラムのキックやアタックまで再現力が高く、ややウォーム寄りながらも籠ったり輪郭が曖昧になることはありません。
このイヤホンの最も特徴的な点は音場表現です。曲によっては、余韻や音の反射・広がりににサラウンド感を覚える程です。
音場の広さは普通程度ですが、近めで脳内に広がる余韻と立体感のあるサウンドになっています。特にボーカルとが近く、次点で迫ってくる低域・その後方で他の演奏が感じられます。
この余韻と立体感のお陰で、価格帯を超える様な味わい深いリスニングを体験できるでしょう。
ピークが少ないため、このイヤホンの強みを最大限に引き出すには、十分な音量で空間と音圧をしっかり感じるのがおすすめです。
オススメ度 ★★★★☆ 4.5/5
まとめ

今回は ROSESELSAより新作『QuietSea II』の紹介となりましたが、かなりオススメできます。
ROSESELSAの名機・コスパ最強とも名高い『Aurora Ultra』の良さを知ってるからこそハードルを高く見積もっていましたが、しっかりと期待を超えてくるサウンドだったかと思います。
気になっていた方は是非聴いて頂きたいです。最後まで読んで頂きありがとうございます。
ZiiGaat LUNA レビュー ブランド初のフルBA採用有線イヤホン [PR]
こんにちは。
今回は Linsoul JP様より提供を頂き、注目の最新作『ZiiGaat Luna 』の紹介/レビューになります。
DD+BAハイブリッドを中心にしていた ZiiGaat ですが、ここに来て遂にブランド初のフルBA採用機種が登場しました。
そんな最新作について是非最後までご覧下さい!
製品概要
ZiiGaat Luna
価格 : 379ドル
発売日 : 2025年6月22日
ドライバー構成 : 6BA (低域 2 中域 2 高域 2 3Way)
Sonion 39AY008 × 2 + Knowles 32873 × 2 + Knowles 33518 × 2
ZiiGaatブランド初のオールBA採用機種です。
ZiiGaat Lunaは、スタジオエンジニアやステージパフォーマー向けに設計されており、プロの環境で正確さと精度を提供します。
Lunaの両側には、忠実なオーディオ再生のために6つの高品質のバランスアーマチュア(BA)ドライバーが収容されています。デュアル Sonion 39AY008 は強力なサブベースを処理し、Knowles 32873ドライバーは、自然な凝集力でミッドレンジをカバーします。デュアル Knowles 33518ツイーターは、詳細な高音を提供します。
パッケージ・本体/付属品

パッケージデザインに変更が施され、統一感のあるデザインになっています。文字列などはKiwi Earsとも似ています。
また付属品に改良が加えられた為か、サイズが一回り大きくなっています。
本体

非常に美しいです。鮮やかな緑を基調に、地球のような海と自然を感じるデザインです。
実は初期のデザインは青と赤×シルバーのラメだけで、ESTRELLAとAreteが融合したようなシンプルな雰囲気でしたが、製品版では緑が加わることでFPがさらに洗練されました。

筐体は他機種と同様、汎用シェルが採用されています。
ただメッシュフィルターにやや違いが見られ、ESTRELLA等以前の機種はやや盛り上がっているのに対して、Lunaは平行なフィルターとなっています。基本的な厚みや形状は同じです。
付属品
今までのZiiGaat製品はハイコスパな音質と引き換えに、付属品は価格に対して若干チープさがあったと思いますが、今回「Luna」ではかなり進化しています。


おそらくケーブル自体は変わっていませんが、4.4mm プラグ交換可能なマルチプラグケーブルに新しく変化。
イヤーピースは、独自の新しい液体シリコンイヤーピースと半透明のもの、更にフォームイヤーピースの3種類が標準で付属しています。

そして個人的に気に入ってるのがこちらのケース。単品で商品化されている様な、クオリティの高いケースが付属します。
内側はふわふわな素材が使用され、本体の傷を防ぎながら普段使いし易いと思います。
装着感

やや大きめの樹脂筐体で、密閉度が強めの収まりが良いタイプです。長時間の使用も特に問題ありません。
本体形状は今までのZiiGaat ラインナップで変更がない為、一度でも試して違和感なかった方は安心して購入できると思います。
音質について
試聴環境
再生機器 : Astell&Kern KANN MAX ミドルゲイン
ケーブル : 付属ケーブル バランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース 液体シリコン
音の傾向

輪郭がキリッとしたソリッド感・キレのある、高解像度なスッキリBAサウンドに、厚みや迫力の ZiiGaat らしさが加わった様な面白いバランスで、W字寄りのドンシャリ傾向です。
低域 |ー↑ーー|ー↑ーー↑| 高域
寒色 |ーーlー|ーーー| 暖色
狭い |ーーー|ーーlー| 広い
繊細 |ーーー|ーーー| 迫力
乾 |ーーlー|ーーー| 湿
詳細な特徴

ブランド初のフルBA機としてスッキリとバランス良く仕上げられながら、繊細かつソリッドでキレのある高音と、沈み込みやアタック感のある低音が織りなすコントラストにZiiGaatらしさが感じられるサウンドです。
低音は中高音に比べてやや柔らかい質感になっていることで、フルBAながらしっかりと量感やタイトさ・弾力を味わう事が出来ます。
ESTRELLAなどのDD搭載機種ほどの圧倒的な迫力や量感には及びませんが、スッキリとした沈み込みが感じられ、サブベースまでしっかり鳴らします。BAとしては非常に優れた低音です。
そして「LUNA」の特に素晴らしい点が2つ。空間の広さと空気感の自然さと、ボーカルの透明感です。
一聴だと特徴的なBAサウンドと思いきや、音空間の広さと自然さは素晴らしく、 全体的な音色のバランスも上手く融合しています。
音場の位置関係はとても自然で、解像感と見通しの良さにBAのサウンドが上手く溶け込んでいます。
そして中音域も全く疎かにせず、透明感のある高解像度なサウンドをメリハリ良く前に届けてくれるのも素晴らしい点です。
特にボーカルは、くっきりと解像度高く鮮やかに描写されます。空間が広く空気感が自然なので不自然な近さを感じず、透明感のある声を味わえます。
高音には艶があり、伸びやかで音の抜けも美しいです。さらに、自然な立体感のおかげでコーラスや重なった声も美しく響きます。
ただ一つ注意点もあり、高音の強さからシンバル・ハイハット・電子音などややキツめに刺さって聴こえる場合があります。
ファーストインプレッションよりは和らぎましたが、以前曲選ぶ点は少し注意が必要だと思います。
高音 |ーーーーーlー| [9.4]
中音 |ーーーーーlー| [9.3]
低音 |ーーーーーlー| [9.1]
解像度 |ーーーーーー⭐︎| [9.4]
定位 |ーーーーーー⭐︎| [9.4]
分離 |ーーーーーlー| [9.3]
詳細 情報量 |ーーーーーlー| [9.3]
個人的総合スコア 9.4
オススメ度 ★★★★⭐︎ 4.5/5
まとめ

以上私の感想ですが、全体的に見ても完成度は高く、かなり満足できる製品だと感じました。ZiiGaat のフルBAに少しでも興味ある方は、是非試して頂きたいです。オススメ!
最後までご覧頂きありがとうございました。
次回は、AI機能による革新的なワイヤレスイヤホンviaim様より「RecDot」を予定していますのでお楽しみに。
#74 KiwiEars Étude 振動トランスデューサーを搭載した新作イヤホン [PR]
こんにちは。
今回は Linsoul JP様より提供を頂き、注目の最新作『Kiwi Ears Étude』の紹介/レビューになります。
ドライバーに振動トランスデューサーを採用した、Kiwi Ears最新作です。新たに個性的なイヤホンがラインナップに追加されました!是非最後までご覧下さい。
製品概要
発売日 2025年5月10日
価格 : 119ドル
構成 : Beryllium DD + 3BA + 振動トランスデューサー
Kiwi Ears Étudeは、触覚振動で低中音響を強化するように設計された、独自の社内振動トランスデューサであるKVTを組み込んでいます。

ÉtudeのKVT(Kiwi Vibration Transducer)は、振動技術のブレークスルーです。従来の骨伝導ドライバーとは異なり、KVTはBluetoothスピーカーに見られるミニチュア振動ドライバーと同様に機能します。高張力スプリングシステムによって吊り下げられた強力なN52ネオジム磁石を利用しており、電流によって作動すると伝導プレートを物理的に振動させる。この革新的な技術は、触覚振動を提供し、低中周波数に深みを加え、音の物理的な次元で全体的な音響体験を強化します。
○10mmベリリウムメッキ振動板とKVT振動トランスデューサが組み合わった中低域の表現力に大きな期待がかかりますね。
パッケージ 本体

Astralより一新された Kiwi Ears の新たなパッケージデザインが「Etude」でも採用されています。実際に本体を確認しましょう。
本体

最初に目を惹くのは、やはり派手なフェイスプレート。虎を想起させる様なイエローカラーが特徴的ですね。色の割合には個体差がある様で、いわゆるFPガチャも楽しむことが出来ます。

振動トランスデューサーの影響か、シェル部分がかなり分厚い樹脂筐体です。密着性を高める設計になっています。

コネクタは 0.78mm 2Pin
直近で発売された Kiwi Ears 3製品を比較するとこんな感じです。7ドライバー構成のAstral(右)とほぼ同サイズですね。Septet(左)のコンパクトさも同時に実感します。
付属品
Astral・Septet では、以前と比較して付属品がアップデートされていましたが、Etudeは普及価格帯という事で以前の付属品が採用されています。

・本体
・ケース
・3.5mmイヤホンケーブル
・イヤーピース 3種類
・マニュアル
装着感

やや筐体の厚みを感じますが、本体は軽量で装着感は悪くないです。骨伝導系特有のバネ系の響きがあるので苦手な方も居ると思います。
音質について
試聴環境
再生機器 : Astell&Kern KANN MAX ミドルゲイン
ケーブル : 付属ケーブル
イヤーピース : 付属イヤーピース
音の傾向

強化された響きの独特な 振動トランスデューサーによる中低域と、明るくスッキリ明瞭な中高音が元気で楽しいサウンドです。
全体的に柔らかくやや太めの音で、輪郭の浮かび上がりはかなりクリアでやや近めに、自然な空気感や明瞭感があります。
低域 |ー↑ー↑ーーーー| 高域
寒色 |ーーーlーーー| 暖色
狭い |ーーーーーlー| 広い
繊細 |ーーーーlーー| 迫力
ドライ |ーーーーlーー| ウェット
詳細な特徴
低域〜中低域にかけて KTV (Kiwi Vibration Transducer) が分かりやすく作用しています。エフェクトかのような独特な響き、太さが加わり弾むような音場豊かな音を楽しむことができます。ただし
ただし量感が特別多いわけではなく、帯域バランスに優れており、破綻のない柔らかなアタックで聴かせてくれます。包み込まれるような迫力と立体感のある楽曲の没入感は、さすが振動系ならではの魅力を感じさせます。
中高音~高音にかけてはややスッキリと明るめで、少し繊細に鳴ります。低域の濃密な音に対して意外にも抜け感が良く、音色もクリーンで立体感のある音場が『Etude』最大の魅力だと感じます。
中低域に対して音色の味付けも比較的少なく、高い解像感と響きの綺麗な明瞭感の高さが素晴らしいです。特にピアノの美しい響きは、非常に音楽的でリアルに聞こえます。
ただし、非常に上手い音作りながらも分かりやすい欠点が1つあります。振動トランスデューサーの帯域の境界で妙に明確な響きを感じる部分があり、そこに違和感を覚えることがあります。全体として調和が取れているため大きな問題ではありませんが、気になる方も少なからずいるかと思います。個人的には癖になるタイプで好きです。
振動を直接浴びるので聞き疲れは起こるタイプですが、帯域バランスが良く、骨伝導タイプの迫力や没入感のあるサウンドが好きな方にはかなり良作だと思いました。コスパも素晴らしいです。
高音 |ーーーーlーー| [8.5]
中音 |ーーーーlーー| [8.7]
低音 |ーーーーlーー| [8.8]
解像度 |ーーーーlーー| [8.7]
定位 |ーーーーーlー| [8.9]
分離 情報量 |ーーーーーlー| [8.7]
詳細 |ーーーーlーー| [8.7]
個人的総合スコア 9.0 🌟
オススメ度 ★★★★⭐︎ 4.5/5
まとめ

今回は振動トランスデューサー搭載の Kiwi Ears新作『Étude』の紹介になりました。
直近で登場した『Astral』は非常に感銘を受けたイヤホンでしたが、今回はチャレンジの思考に強い方向性で楽しめる良作だと思いました。
気になった方は是非ご検討ください。
#73 KEFINE Quatio レビュー ブランド初のマルチドライバー採用イヤホン [PR]
こんにちは。
今回は HiFiGo JP 様より提供を頂き、KEFINE最新作『Quatio』の紹介/レビューになります。
ブランド初のマルチドライバー採用イヤホンです。是非最後までご注目下さい。
製品概要
KEFINE Quatio
発売日 : 2025年
価格 : 139ドル
ドライバー構成 : 2DD+2BA
KEFINEと言えば、平面駆動や1DDの製品が発売されていた中、今作はブランド初のマルチドライバー採用。

2DD+2BAの4ドライバー構成で、10mm DLC DDがフルレンジを担当し、8mm PU/LCP DDが低域の豊かさを担っています。デュアルBAは5KHz以降の高周波を担当し、高音域の拡張をより広くしています。

因みにQuatio の名称の由来は 、4ドライバー『Quad』+オーディオ『Audio』を融合させて誕生しています。
パッケージ 本体/ 付属品

パッケージは本当にシンプルです。余白が多く若干寂しさを感じてしまうかも、、と思いましたが付属品はかなり良いのでご心配なく。
本体

一見コンパクトサイズに見えますが、 高品質のCNC機械加工アルミニウム合金が使用された本体は、想像以上に厚み・重厚感があります。
ただ全体的には丸みを帯びた形状で、厚ぼったさを少し感じてしまう印象もあります。

SIVGA Que UTGとの比較。
比較的シェルの形状が似ていますが、Quatioのサイズ感が視覚的に分かると思います。
Quatio ではアルミ筐体が採用されているため、 本体重量は8.1gで、見た目よりもかなり軽く、後述の通り装着感は比較的優れています。
付属品

・イヤーピース2種類 (ケース付き)
・高純度銀メッキ無酸素銅 0.78mm 2Pinケーブル
・交換プラグ 3.5mm/ 4.4mm
・交換音響ノズル (シルバー/ゴールド/ブラック)
・マニュアル
・オリジナルケース
付属品は非常に豪華かつどれも品質が高いです。

3組の音響ノズルによって、3通りの音色を堪能することができます。

主に中音域〜高音域の変化が見てとれ、ゴールドノズルが1番強調されています。
装着感
装着感はかなり良いです。外観から感じた不安はほぼ問題無いと思いました。
本体の厚みがあるものの、耳への収まりが良く重量感も殆ど感じません。耳が小さい方は少し本体と干渉する場合がある可能性はあります。
音質について

試聴環境
再生機器 : Astell&Kern KANN MAX ローゲイン
ケーブル : 付属ケーブル バランス接続
イヤーピース : 付属イヤーピース
ノズル : シルバーノズル
音の傾向
低域は厚みがあり濃密に、帯域バランスの取れたドンシャリサウンドです。
高域は少し寒色寄りながら、全体的な音の質感はしっとりと柔らかく優しい音作りです。
低域 |↑ー↑ーーー↑ーー| 高域
寒色 |ーーーーlーー| 暖色
狭い |ーーlーーーー| 広い
繊細 |ーーー|ーーー| 迫力
ドライ |ーーーlーーー| ウェット
詳細な特徴

このイヤホンの大きな特徴は、独特な空間表現です。音場はそれほど広くないものの、ボーカルを中心に前後左右へ柔らかく包み込むような立体感があります。
ただし定位が少し曖昧かつ個性的で、最初は違和感を覚えるかもしれません。他のハイブリッドイヤホンではあまり聞き慣れない独特な表現だと感じます。
低域はムーディーにやや膨らむようなアタックや、音全体を包み込むような豊かさを感じます。ローミッドの量感が多く輪郭は緩め、音圧は強すぎる事なく適度で、質感も柔らかいため、楽曲の中で密度の感じやすい低域表現になっています。
デュアルBAが採用された高域は、ニュートラルな音色ながら寒色系の風味があり、リアルな解像感を生み出しています。金属的な響きや煌めきは控えめで、まとまりが良く刺激の少ない高音ですが、解像感を損なうことなく上手く調整されています。
中域は滑らかかつニュートラルな音色で、優しい響きを感じる点です。ボーカルは一歩前で、とても滑らかで明瞭な声を聴くことができます。耳当たりの良いボーカルです。
全体的には、聞き応えのある低音と心地よい中高音が音色のバランスよく組み合わさっています。ブランド初のマルチドライバーイヤホンとして、一定の完成度がしっかりと感じられる仕上がりです。
高音 |ーーーーlーー| [8.5]
中音 |ーーーーlーー| [8.7]
低音 |ーーーーlーー| [8.4]
解像度 |ーーーーlーー| [8.4]
定位 |ーーーlーーー| [8.3]
分離 情報量 |ーーーー|ーー| [8.6]
詳細 |ーーーーlーー| [8.4]
個人的総合スコア 8.7
オススメ度 ★★★★☆ 3.5/5
まとめ

今回はブランド初のハイブリッドイヤホン KEFINE『Quatio』のレビュー紹介を行っていきました。
少し違和感を感じてしまう空間表現がありましたが、 音作りは非常に優れており、中音の滑らかで自然な音色とまとまりの良さは是非聴いて頂きたい部分です。
気になった方はご検討下さいませ。




