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HIFIMAN ARYA レビュー ANANDA Nano との徹底検証も [PR]

こんにちは。

今回は HIFIMANより平面駆動開放型ヘッドホン『Arya』の紹介レビューになります。

『ARYA』を中心に、私が普段使用してる機種『ANANDA NANO』とも比較しながら、それぞれの良さや音の特徴をお伝え出来たらなと思います。是非最後までご覧下さい。

HIFIMAN Arya に関しては、AliExpress 様より提供品となります。

 

 

製品概要

発売時期が異なりますが、現在のHIFIMANヘッドホンランナップでは仕様・価格帯共に近い2機種となっています。

HIFIMAN ARYA 

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■スペック

周波数特性: 8Hz-65kHz

インピーダンス: 32Ω

感度:94dB 重さ: 430g


今回紹介する『ARYA』は、ステルスマグネットVer. 2019年に発売された初代 ARYA から始まり、3世代目のARYA V3にあたる機種です。

主な変更点としてはグリルの太さやドライバーの形状に、V3ではステルスマグネット技術が新たに搭載されています。

初代から比較的手の取りやすい価格に落ち着いており、現在の価格は 549ドルになっています。

HIFIMAN Ananda Nano

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■スペック

周波数特性:5Hz-55kHz

インピーダンス:14Ω

感度 : 94dB 重量:419g

 

こちらも同様にステルスマグネットを採用した、平面磁界型ヘッドホンです。 違いとしては、ナノメーター厚振動板により、トランジェントの高さダイナミクスと細部再現性を向上しているそうです。

 

外観 本体・付属品 (ARYA)

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パッケージは非常にシンプルです。近年の傾向に沿っていますね。


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箱を開けるとこの様な感じです。Ananda Nanoでは立派なキャリーケースが付属していましたが、ARYAでは見当たりません。緩衝材とアクセサリーのみとなっています。

 

本体

本体の外観や特徴は、ANANDA NANOと比較しながら見ていきましょう。

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ARYAのデザインは黒で統一され、落ち着いた印象を受けます。グレーがかった塗りの様な艶が美しく、外観は想像以上に洗練されています。

サイズ感もアーム部分等、全体的にスリムでANANDA NANOよりわずかにコンパクトに感じられます。

 

ハウジング

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どちらもHIFIMAN の開放型でよく見られる、大きめの卵型ハウジングです。

ARYAのグリル部分は 初代から若干形状が変わってるようですが、今回紹介するモデルは 後に登場しているANANDA NANOとも殆ど同じ型になっています。

ただ内側のメッシュ構造には違いがあり、ANANDA NANOよりも光が通りやすく密度の低い構造になっています。

 

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ハウジング部分は360度回転が可能です。折り畳みの重要性はあまり高くないと思いますが、あるに越した事は無いですし利便性は高いです。

 

ヘッドバンド

ヘッドバンド部分はどちらもベルトと合わせた2重構造です。ベルト部分は違いがあり、クッションと加工された柔らかい生地が採用されています。また交換可能になっております。

ARYAの方が古いモデルではありますが、形状的にもしなやかで作り込まれている印象を受けます。実際の装着感で確認していきましょう。

 

スライダー

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ARYAのスライダーはヘッドバンドの高さを調整するタイプです。非常にスムーズで使い易いと思います。

ANANDA NANOでは調整時の硬さに若干のストレスがあった為、私はこちらが好みです。

 

イヤーパッド

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イヤーパッドは2種類で同じ物が使用されています。大きな左右非対称のイヤーカップで、分厚いなメッシュ素材のイヤーパッドになっています。側面は合皮が使用され、外観を損ねる事もありません。

 

コネクタ

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共通の3.5mm 3極 仕様です


付属品

付属品は簡易的で、ヘッドホンケーブルと合格証のみ。かなり必要最低限ですね。

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6.35mmプラグのヘッドホンケーブルが付属しています。

Crystallineの単結晶銅線材を採用。Ananda Nano付属にケーブルとは異なり、プラグ部分はL字では無くゴツめの通常タイプ・布被膜でより耐久性も高そうに感じます。

 

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合格証 (2025.05.07) 

しっかりと直近で製造チェックされていますね。

 

 

装着感

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ARYAの装着感は良いです。

本体重量が430gあるため、長時間使用すると疲労感を感じますが、側圧は圧迫感なく快適なフィット感になっています。

先述した通り、ヘッドバンドの構造やベルトの作りによってしっかりと重量感は分散されています。側圧強めのAnanda Nanoと比較すると、重量は同程度にも関わらず、使用感は圧倒的に良いです。


試聴環境

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ヘッドホン : HIFIMAN ARYA / ANANDA NANO

DAP : Astell&Kern KANN MAX

据え置き: HIFIMAN GoldenWave SERENADE 

ケーブル : 付属ケーブル

 

今回 2種類の上流で検証をしました。2つの解像度に大きな差はありませんが、SERENADEでは音場が数段回広く、奥行きの表現・音の滑らかな立ち上がりや余韻に余裕が感じられます。

ヘッドホンとの相性に関しては、ややドライ傾向の強い Ananda Nanoの方が SERENADE依存が高いと感じました。

余談ですがこちらも私のオススメです。

 

音質について

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フラットに近い帯域バランスで、全体的にやや硬質寄りの傾向です。

 

低域 |ーーーーーー↑| 高域

寒色   |ーlーーーーー| 暖色

狭い    |ーーーーlーー| 広い

繊細     |ーーlーーーー| 迫力

ドライ  |ーーーlーーー| ウェット

 

誇張の少ないスッキリと分離感高めの音作りながら厚みやアタック感もあり、どの帯域も解像度が高く完成度の高さを感じさせます。

また音色もとても素直かつ、音像は一定の距離感が有りながら、高音の寒色ソリッドな繊細さや艶のある響き・低音側は解像度高く引き締まった重たい音を重低音までレンジ広く鳴らしてくれる為、楽曲の表現力も十分に味わうことが出来ます。

やや高音の鋭さが目立ちますが、他帯域とも共存している点が素晴らしいです。

高音はくっきりとシャープなためやや刺さりやすい印象を受けるので、注意が必要だと感じます。

そして中音はARYAの最も特出している点です。非常に描写力の高い輪郭のくっきりとした音を鳴らしてくれます。どの楽曲でも優れたバランスと、解像度の高い正確な透明感ある音に魅了されます。

音場は広く横にやや広めです。後述するAnanda Nano 程の奥行のある空間表現では有りませんが、開放型らしい広い空間です。

ただ音像や空間表現は若干単調さがあり、時々物足りなくなる印象も感じます。これについてAnanda Nanoと比較していきます。

 

Ananda Nano 比較

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音の特徴としては HIFIMANらしいキレと煌びやかさや硬質な音作りは両方に通ずるものがありますが、ARAYとAnanda Nanoでは少し対照的な音作りになっています。

Ananda Nanoは癖強めなので、必然的ではありますが…

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Ananda Nano はややドライ寄り、リスニングに全振りしたドンシャリサウンドで、味付けの濃い深みのある低音表現や余韻が豊かで音楽的な楽しさを惜しみなく詰め込まれています。

そして音に包み込まれるような、奥行き豊かな空間表現と余韻表現、硬質ながら余韻の溜めの柔らかさが感じられ 高い没入感を演出しています。

実在感のあるフォーカスされた声の表現や、楽器の広がりや余韻感を強く味わうことができます。

ただ音の自然さや忠実度を求めるならARYAです。Ananda Nanoでは、脚色の強さや妙な定位やドライさから、楽曲のジャンルよって違和感を覚える場面があります。

先述した通り帯域バランスが良く整ったフラットな傾向で、比較するとスッキリとした基本性能の高さとレスポンスの良さを感じられます。

そして派手なドンシャリサウンドによる聴き疲れのしやすさは、Ananda Nanoの注意点だと思います。

 

ARYAも低域は量感は劣りますが、締まった音が重たく出てくれて、中高域は繊細かつシャープで透明感と艶々しく伸びやかに聴くことができます。中音は凹みのない丁寧なバランスと解像度も高く、ややあっさり目ですが音楽的にも聴くことができます。

対して Ananda Nanoはドンシャリ傾向が強まり、低域は底から響く様な臨場感・豊かな余韻や立体的に包み込まれる音場は、色温度や脚色は強めですが味わい深い音楽を堪能できます。そして奥行きの広さがあり極上のリスニングサウンドです。

 

まとめ

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今回は HIFIMAN ARYAを中心にHIFIMAN製品の紹介を行っていきました。

どちらも基本性能を考えると非常にコストパフォーマンスが高いです。HIFIMANらしい音作りに共通点がありますが、

リスニングを極めた『ANANDA NANO』

フラットで万能な『ARYA』

どちらも素晴らしい製品で是非試して頂きたいと感じました。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。